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日本アバイア株式会社(東京都港区、代表取締役社長:和智 英樹、以下:日本アバイア)は、米アバイアの委託により、Spider Marketingが実施した最新の調査レポート「Connected Sports Fans 2016」を発表しました。同レポートによると、今日の新たなデジタル・スポーツファンは、試合当日の観戦体験に以前よりも多くの要素を求めていることが判明しました。モバイル機器を携えてスタジアムに来場するスポーツファンは、試合を観戦しつつインターネットにアクセスし、より積極的にデジタル情報を求め、ソーシャルネットワークで自らの体験を共有することへの欲求が今まで以上に高まっています。また本レポートでは、会場、物販、飲食、運営に関するデジタル情報が、ファンの不満を解消する最も重要な要素であると同時に、応援するチームとのエンゲージメント(関わり)やソーシャルネットワークへの共有という点で、チーム、選手、競技の統計情報にアクセスできる機能も等しく重要である点が強調されています。
来場者は情報へのアクセスのみならず、刻々と変化する、リアルタイムの情報と、最新テクノロジーへのアクセスも求めています。スポーツファンの50%以上は、モバイル機器上でフィールドの仮想現実(VR)ビューを見たいと回答しており、63%は試合のリプレイを視聴することを希望しています。スタジアムの経営者とチームは、動画/ソーシャル機能、モバイル機器に直接配信されるデジタルコンテンツ、電光掲示板の試合情報に対応したスタジアム専用アプリを開発し、よりパーソナライズされたデジタル体験を生み出すことで、ファンのエンゲージメントを高め、新たな収益機会を創造することが可能です。ファンの75%が情報の入手手段として電光掲示板を使用する一方、Web、専用アプリ、ソーシャルメディアなど、各種デジタルソースを何らかの時点で使用した経験を持つ回答者も過半数に上ります。
このたびの調査により、スタジアムには依然として改善の余地があることが判明しました。ファンの約4分の1は、通信環境に不満を抱いている一方、ダウンロード速度を不満に感じている割合は、3分の1未満にとどまりました。
スポーツファンが、視聴者から情報発信者へ ファンの活動が受動的な視聴からライブ・エンゲージメントやライブ配信へと変わる中、スポーツ・コミュニティの精神も、デジタル化が進んでいます。動画・写真用のカメラ、ソーシャルメディア・アプリ、チャットなどの標準的なモバイル機能により、スタジアムで行われるライブイベントでは、スポーツファンがチームやファン同士で交流する方法も変化しています。ファンの89%は観戦中に第三者の写真を、71%は自分自身を撮影しています。また、18~24歳の89%という圧倒的な割合が、来場時に動画を撮影しています。
視聴者から情報発信者への変化は、年齢層別のデジタル行動の違いに着目すると、さらに顕著になります。18~34歳の90%は、観戦中にソーシャルメディアへの投稿を行っています。高年層のファンがもっぱら家族・友人との共有を行うのに対し、若年層は不特定多数を含むより幅広いオーディエンスと体験を共有します。事実、モバイル機器でライブ実況を視聴するよりも、ソーシャルメディア上で他の人々がその試合についてどうコメントしているかを知りたいと回答する人が多くいました。
デジタル的なつながりを持つファンは、会場で最大のオンライン・インフルエンサーとなっています。若年層を中心とする共有のトレンドは、ユーザー生成型コンテンツが今後大幅に拡大する兆候です。スタジアム運営サイドは、こうして共有されたユーザー体験を活用することで、口コミによる情報伝達を拡大し、チームへの支持をより強固なものとし、今後の来場を促進することができます。
その他の調査結果
スタジアム運営サイドはチームと連携し、一体感のあるデジタル体験を生み出すことで、ファンの高い期待に応えつつ、オンラインソリューションを活用して、来場者の拡大と新たな収益の機会を創造する必要があります。
本レポートは、過去12カ月の間にスタジアムへの来場経験があり、モバイル機器を所有する英、米、豪のスポーツファン5,000人を対象として行われました。全文(英文のみ)は、こちら(www.avaya.com/2016fans)からダウンロードいただけます。
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