仙台市交通局 (Sendai City Transportation Bureau)

従業員数100 – 2,499名
ファブリックネットワーキング

将来への道筋を用意します。 アバイアの先進的なファブリックネットワーキングテクノロジーは、SDNネットワークとクラウドサービスを新たなレベルに引き上げます。 ネットワークの機能停止が減り、情報により迅速にアクセスできるようになります。また、新しいコミュニケーションチャネルやアプリケーションを容易に統合できます。 お望みであれば、貴社の従来のインフラストラクチャでこのすべてを行うことができます。

IEEEにより世界標準規格として認定されたネットワーク仮想化技術で あること、将来の予期せぬ拡張性の要求にも柔軟に応えられる点を評 価し、導入を決定しました(日本信号株式会社)。

 

 

利点

ネットワークスケーラビリティ
コスト削減

仙台市基幹交通のネットワーク基盤を支える アバイアのネットワーク仮想化技術 「Avaya Fabric Connect」

仙台市交通局は、仙台市の公営交通事業(地下鉄・路線バス)を行う公営企業である。1926年(大正15年)に市電を開業して以来、仙台地域の人々の生活と経済の交通インフラを提供し続けてきた。

とくに地下鉄南北線は、仙台市都市圏の基幹交通機関として重要な役割を担っており、年間約6000万人のお客様に利用されている。安全運行の確保と お客様視点のサービスに務め、とくにバリアフリーの取り組みとして車両改修や駅設備の充実を図り、高齢者や身体の不自由な方への取組みに力を入れている。 さらに、利便性の向上の取組みとして、IC乗車券の導入を急ピッチで進めている。

仙台市交通局が進める次の大きな基盤整備として、東西線の建設がある。仙台市ではこれまで人口の増加とともに市街地の外延化が進み、自動車交通に依 存しない鉄道を基軸とした市街地形成が求められている。東西線の建設は、こうした新たな都市の形成に向けて、南北線と一体となって新たな市民の足となる重 要なプロジェクトだ。

課題
  • 迅速なネットワークサービスの展開
  • 維持管理コストの低減
  • ネットワークの安定性
効果
  • 設定ポイントの削減で素早いサービス展開が可能に
  • SPBが管理コスト低減につながるシンプル構成を実現
  • 柔軟なネットワーク構成と高可用性
 

南北線・東西線の利便性を支えるICカード改札機

IC乗車券の導入は平成26年12月が予定されているが、現在の自動改札機の多くをIC乗車券対応の新しい改札機にリプレースする。リプレースにあ たって導入されるICカード改札機は、東西線でも導入される。仙台市の地下鉄網を今後支えるインフラの1つとして、重要な役割を担うことになる。

仙台市交通局が導入するICカード改札機は、日本信号株式会社(以下、日本信号)が開発・製造する。日本信号は、1928年に鉄道信号技術の国産化 とその発展を目的として創業して以来、一貫して「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて日本の鉄道、ひいては社会の発展に貢献してきた。運行管理シス テム、ATC(自動列車制御装置)、ATS(自動列車停止装置)など、各種の鉄道信号保安システムを開発してきた同社は、フェールセーフ思想を基に、鉄道 の安全を守り続けるメーカーだ。

 

将来の鉄道サービスの拡張を考慮したネットワークの構築

1日に何万人もの乗客に利用されるICカード改札機は、正確かつ高速な処理能力と安定した稼働が必要不可欠だ。本題としては仙台市交通局における ICカードに対応した自動改札機の導入が目的で あったが、日本信号は、安定的に運用管理のできるネットワーク、さらには、ITの急激な発展によるアプリケーションの導入といった、将来起こりうる想定外 の事態にも、柔軟に対応できるネットワークの提案を決定した。その結果採用したのが、アバイアのFabric Connectだ( 図1)。Avaya Fabric Connectがサポートしているネットワークサービスとして、「Layer2 Virtualized ServicesNetwork」、「Layer3 VirtualizedServices Network」、「IP Shortcut」、などがあり、さらにIP MulticastServiceと組み合わせることも可能だ。今回の仙台市交通局ではIP Shortcutを採用している。

公共性の高いお客様に対しては、システムの将来性や継続性は重要なポイントとなる。アバイアのAvaya FabricConnectで使われているSPB(ShortestPath Bridging: IEEE802.1aq)技術は、アバイアが開発し、IEEEにおいて標準化された技術である。日本信号は、この点を評価し、今回の提案に最適な技術と判 断した。

 

日本信号がアバイア製品を提案するにあたって、優位点として捉えているのは次の4点だという。
 

1. 迅速なサービス展開

2. 接続端末変更時のコスト抑制

3. システムの安定性向上

4. IPマルチキャストへの対応

 

1. 迅速なサービス展開

今回仙台市交通局は、自動化・省力化を図るために、ICカードに対応した自動改札機の導入を予定していた。そのサービス展開を進めるにあたり、導入 までの期間を最短にするためにAvaya Fabric Connectが威力を発揮する。従来は、ネットワークスイッチのエッジスイッチからコアスイッチに至るまですべてのスイッチに対して設定をしなければな らなかったが、Avaya Fabric Connectでは、エッジスイッチのみに設定をするだけで、新たなネットワークサービスを容易に、かつ迅速に展開することが可能となる。また、コアス イッチへの設定は不要となり、設定ポイントが大幅に削減されることから、人為的ミスの削減、ある いは構築・運用コストの削減につながる。

Avaya Fabric Connectで仮想化されたネットワークにおいては、他のネットワークに影響を与えずに構築可能な点が、ミッションクリティカルなアプリケーションにメリットをもたらす。

Transportation Bureau City of Sendai

図1 Avaya Fabric Connectによるネットワーク仮想化
 
 

2. 接続端末変更時のコスト抑制

Avaya Fabric Connectではスイッチへの設定ポイントが大幅に削減できることから、ネットワークの追加・削除・変更の際に、従来のネットワークに比べて、ネットワーク設計や運用の工数が大 幅に削減できる。導入前のテスト期間や導入期間の短縮が可能となり、維持管理コストの削減につながる(図2)。

従来のネットワークで使われているようなスパニングツリーやOSPFやPIMなど、レイヤー2、レイヤー3のプロトコルの混在が、複雑なネットワー クの維持管理を強いてきた。それに対してAvaya Fabric Connectでは、SPB(Shortest Path Bridging)の単一プロトコルのみを使用することになるので、シンプルな運用を可能にする。

 

 Transportation Bureau City of Sendai

図2 Avaya Fabric ConnectのSPBは設定ポイントを大幅に削減する

 

3. システムの安定性向上

Avaya Fabric Connectの導入は、コスト削減によって安全性が損なわれるのではなく、逆にシステムの安全性を向上させることにつながる。Avaya FabricConnectでは、ネットワーク・トポロジーに依存せずにネットワークの構築が可能になるので、従来のコア、ディストリビューション、アク セスといった階層構造に依存せず、柔軟なネットワークデザインが可能となる。つまり物理的配線や設置場所の制限にとらわれなくなる。

冗長構成の取り方においては、従来のネットワーク設計ではできなかったコアレス構成やリング型、スター型混在、フルメッシュ型など高度な柔軟性がシステムの安定性につながる(図3)。今回、 仙台市交通局では、二重リングのネットワークのデザインを採用し、冗長構成ネットワークを可能とした。

冗長構成を取った場合でも、代替ルートの切り替わりに時間がかかると、システムが不安定になってしまう。AvayaFabric Connectにおいては、代替経路への切り替わりが200msec以内とな り、システムの安定稼動に貢献する。

 

Sendai City Transportation Bureau

図3 自由なネットワークトポロジーを実現

 

4. IPマルチキャストへの対応

一般的に、公共の交通機関において、テロ対策、災害対策などへのセキュリティに対する意識の高まりから、ネットワークカメラによる監視システムへの需要が高まっている。日本信号としては ユーザーからのニーズに迅速に対応するために、IPマルチキャスト・ネットワークの性能に注目していた。

従来のIPマルチキャスト・ネットワークでは、性能が不十分であり多くのユーザーは、仕方なくユニキャストを使っていたり、ネットワークカメラを増 やしたくても、ネットワークの制限により増やせない状況にあった。しかしAvayaFabric Connectでは、1万台以上のネットワークカメラの接続実績もあり、将来の顧客のニーズに対応できるという点も、製品選択の大きな要因となった。

 

最も柔軟な仮想化を提供する「Avaya Fabric Connect」

Avaya Fabric Connectとは、ShortestPath Bridging(SPB)をベースとしたネットワーク・アーキテクチャーである。2013年12月現在、世界で唯一標準化されているネットワーク仮想化 技術となっている(IEEE802.1aq/IETFRFC6329)

ループフリーで、フラットな大規模L2ネットワークを、スパニングツリーを用いず、VLAN上限値4095個を遥かに上回る1600万もの仮想ネッ トワークサービスとして提供できる。またマルチテナンシーのL3ネットワーク、IPマルチキャストトラフィックを、従来のIPルーティングプロトコルや PIMなど複雑な設定をせず、複数の仮想ネットワークサービスとして、お互いに干渉させずに、同一インフラ上に構築することができる。さらにネットワーク 設定を行うのは、末端にあるエッジスイッチのみであり、コアスイッチには基本設定のみで、追加変更設定は必要としない。

ネットワーク・インフラ構築の作業時間や追加変更の手間を大幅に削減することも可能となる。

アバイアではFabric Connectは、データセンター向けの機器だけではなく、キャンパスコア、キャンパスエッジ向けの機器においても、すでに実装している。対応製品は以下の通りである。

 

ソリューション

Avaya Fabric Connect対応製品(2013年12月現在)

  • Avaya Virtual Services Platform 9000 Series
  • Avaya Virtual Services Platform 7000 Series
  • Avaya Virtual Services Platform 4000 Series
  • Avaya Ethernet Routing Switch 8800 Series
  • Avaya Ethernet Routing Switch 4800 Series
 

とくに地下鉄南北線は、仙台市都市圏の基幹交通機関として重要な役割を担っており、年間約6000万人のお客様に利用されている。

  • お問い合わせ

  • 〒107-0052
    東京都港区赤坂2-17-7
    赤坂溜池タワー
     
    電話:(03)5575-8700
    ファックス:(03)5575- 8701
    JPenquiry@avaya.com
     
顧客プロフィール
Sendai City Transportation Bureau
  • 本社

  • Japan

  • 就業者数

  • 1089

仙台市交通局は、仙台市の公営交通事業(地下鉄・路線バス)を行う公営企業である。1926年(大正15年)に市電を開業して以来、仙台地域の人々の生活と経済の交通インフラを提供し続けてきた。

住所 宮城県仙台市青葉区木町通1-4-15
代表者 交通事業管理者(交通局長)佐藤 清
URL http://www.kotsu.city.sendai.jp/

顧客が言っていること
IEEEにより世界標準規格として認定されたネットワーク仮想化技術で あること、将来の予期せぬ拡張性の要求にも柔軟に応えられる点を評 価し、導入を決定しました(日本信号株式会社)。

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