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慶應義塾大学が鶴岡タウンキャンパスに アバイアのSDN Fxアーキテクチャを採用

~キャンパス・ネットワークの設定変更や運用が容易に~
 
日本アバイア株式会社(東京都港区、以下:日本アバイア)は本日、慶應義塾大学(東京都港区)が、同大学の鶴岡タウンキャンパス(山形県鶴岡市)にアバイアのSDN Fxアーキテクチャの主要なコンポーネントである「Avaya Fabric Connect」を採用したと発表しました。
 
このたび、アバイアのネットワークソリューションが導入された鶴岡タウンキャンパスは、2001年に慶應義塾大学が山形県および庄内地域市町村との連携のもと設置しました。既存のキャンパスと密接に関係しながら先端的な分野の研究開発を行い、また、研究教育活動を進展させ、産官学の連携を促進しながら、創出した諸技術を自治体、企業等に積極的に移転し、我が国における科学技術水準の向上と地域振興に貢献することを目的としています。
 
2015年夏、同大学は、次期ネットワーク機器の刷新を控えていましたが、当時のネットワークは構成が複雑で、不具合や保守対応の際、原因の調査が非常に煩雑になるなどシステム面での課題を抱えていました。また、鶴岡タウンキャンパスには、インフラを担当する専任のスタッフが常駐しているわけではないため、通常の運用はもちろん、トラブルが発生した際の設定変更ポイントが少なく、設定コマンドが簡潔なソリューションが必要とされていました。
 
Avaya Fabric Connectは、ネットワーク仮想化技術であるShortest Path Bridging(SPB)をベースとするSDN Fxアーキテクチャのコアテクノロジです。SPBでは常に最短の経路(Shortest Path)が自律的に敷かれるため、万一の障害の際にも迂回路が迅速に確保され、信頼性の高いネットワークによる事業継続が可能となります。SPBというたったひとつのプロトコルを用いるため、従来技術では必要だったスパニングツリー、OSPF、PIMといった複雑なプロトコルスタックを排除し、ネットワークトポロジの制約を受けることのない、シンプルなネットワーク構成が可能となり、いままで常識だと考えられてきたネットワークの複雑さを排除することが可能となります。その結果、ネットワークを簡素化し運用コストを引き下げることが可能となります。
 
鶴岡タウンキャンパスでは、SPBに対応する複数台のAvaya Virtual Services Platform(VSPシリーズ)とAvaya Ethernet Routing Switch(ERSシリーズ)が導入され、SPBドメインを構成することでネットワークの冗長性を確保しました。また、無線LANアクセスポイントAvaya Wireless LAN 9100およびAvaya Wireless Orchestration System(WOS)により、都内港区の三田キャンパスから鶴岡キャンパスに設置されている無線LANアクセスポイントの状況が迅速に把握できるようになったほか、様々な認証方式に対応できるようになり、柔軟な運用が可能となりました。
 
慶應義塾大学インフォメーションテクノロジーセンター本部の宮本 靖生氏は次のように述べています。「これまで採用していたマルチベンダー環境は構成が複雑で、不具合や保守対応の際は余計なコストがかかっていました。機器の刷新にあたり複数のベンダーに話を聞きましたが、初めてアバイアのプレゼンテーションを聴いた時にはそのソリューションに感動しました。そして技術者によるデモを見た時に感動が確信に変わりました。他社との違いは一目瞭然で、このSPBという技術に挑戦したいと思いました。同技術を理解すればするほど、これはいけるとの思いを深めました。そしてネットワーク機器の刷新としては3カ月という短期間で設計や構築を終えることができました。現在はユーザークレームなどもなく、安定した運用を実現できています。今後、将来的に拠点が増えた場合や、他の拠点における大規模ネットワーク環境にも十分耐えうる性能や拡張性を持っていると確信しており、SPBを高く評価しています。」
 
アバイアのネットワーキング・セールス・ディレクターの佐熊 勇介は次のように述べています。
「このたび慶應義塾大学様に当社のSDN Fxアーキテクチャを採用いただき、大変嬉しく思います。主要なコンポーネントであるAvaya Fabric Connectは、ネットワーク機器それぞれが自律分散で制御し、自動的に経路を拡張でき、またエッジスイッチの設定のみで全体の構成を変更できるため、同大学が現在検討しているような拠点拡張の際に強力な優位性を発揮します。2016年2月現在、すでに500社を超えるお客様がグローバルで導入されており、アバイアは今後もスマート・デジタル・エンタープライズを支えるテクノロジをご提供していきます。」
 
このたび導入された製品は次の通りです。
  • コアスイッチ
    • Avaya Virtual Services Platform 8284 
    • Avaya Virtual Services Platform 4450 
  • エッジスイッチ
    • Avaya Ethernet Routing Switch 4826 
    • Avaya Ethernet Routing Switch 4850 
    • Avaya Ethernet Routing Switch 3524
  • 無線LAN
    • Avaya Wireless LAN 9100シリーズ(アクセスポイント)
    • Avaya WLAN Orchestration System
アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社:米カリフォルニア州サンタクララ)は企業向けコミュニケーションおよびコラボレーションのグローバル・リーダーです。アバイアは、ユニファイドコミュニケーション・ソリューション、コンタクトセンター向けソリューション、ネットワーキング・ソリューションおよび関連サービスを世界中のあらゆる企業に提供します。
 
詳細は、アバイアのWebサイトhttp://www.avaya.com をご覧ください。
日本アバイアについては、http://www.avaya.com/jp をご覧ください。
日本アバイアFacebook:https://ja-jp.facebook.com/avaya.jp
 
※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。
その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。
 
<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
日本アバイア株式会社
電話: 03-5575-8850
 
<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
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電話: 03-5575-8822
 
(広報代行)ホフマン ジャパン株式会社 小池・鷲野
電話: 03-5159-5750
 
 

アバイア(Avaya Holdings Corp.)について

ビジネスはそれを提供する側のエクスペリエンスに基づいて構築されており、毎日何百万ものエクスペリエンスがアバイア(本社:米国ニュージャージー州モリスタウン)によって構築されています。アバイアはイノベーションとパートナーシップにより、ビジネスに画期的な利点をもたらし、仕事の未来を形成するテクノロジーを開発しています。アバイアのクラウド・コミュニケーション・ソリューションとマルチクラウド・アプリケーション・エコシステムは、容易でパーソナライズされたインテリジェントなソリューションズを提供し、お客様のビジネスの成長を支援します。詳細は、アバイアのWebサイトhttp://www.avaya.com をご覧ください。

日本アバイア ウェブサイト:http://www.avaya.com/jp
日本アバイアFacebook:https://ja-jp.facebook.com/avaya.jp

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